健診センター
担当医
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清水 治樹
【出身研究室】
【専門分野】
【所属学会・認定医・専門医】
- 日本内科学会
- 日本脳卒中学会
- 日本医療マネージメント学会
- 日本医師会認定産業医
- 身体障がい者福祉法指定医師(内科)
【診療】
- 平成3年6月から16年9月末まで、福岡県内の病院で脳卒中を中心とした内科全般の診療を行う。平成16年10月より当院に勤務。
【研究】
- 平成7年から11年にかけ、第二内科で久山町研究に従事。久山町住民の健診データを用い、心血管病の発症率や危険因子を解析し博士号を取得。
【久山町研究】
- 福岡県糟屋郡久山町は昭和36年から九大第二内科との共同で住民健診を行い、長期的な心血管病の追跡調査を行ってきた町です。
- 日本国民すべてを対象に病気の発症や死亡の原因を調べることは不可能ですが、性別・年齢・職業などが、日本全体とほぼ同様の構成にあるこの町の調査結果は、本邦での疾病構造の「縮図」とも言えます。
- 一般住民においての脳卒中や虚血性心疾患の発症率・リスクの関与については、日本全国はもとより、世界各国においても久山町のデータが多く引用されています。またその一部は国の支援研究となっています。
【著書】
- カレント内科・脳血管障害(金原出版)
- 脳卒中臨床マニュアル(シュプリンガー・フェアラーク社)
- ブレイン・アタック(中山書店)
- 脳梗塞(メディカル・レビュー社)の脳卒中の疫学、危険因子の項を執筆担当
-
近藤 圭一郎
【出身大学】
【専門分野】
【所属学会・専門医】
- 人間ドック健診専門医(日本人間ドック学会・日本総合健診医学会)
- 人間ドック健診指導医(日本人間ドック学会・日本総合健診医学会)
- 産業医
【ひとこと】
- ここ15年間、健診を主体とした予防医療をおこなっています。
朝日野総合病院健診センターでは、受診者の皆様が気持ちよく健診を受けられるように努めるだけでなく、生活習慣病合併疾患や、がんの予防と早期発見に貢献し、さらに健康度を高めたくなるような結果説明と生活指導を心がけたいとスタッフ一同心がけたいと願っております。
日本人の3大死因は・がん・脳卒中・心筋梗塞です。最初のがんにつきましては、「早期発見」、「早期治療」が肝心です。
当院は、総合病院である特性を活かし、経験豊富な専門医師による検査データの評価・画像診断(レントゲン、CT、MRI、乳癌に対するマンモグラフィーなど)・内視鏡検査やエコー検査を行っています。
“小回りが利く”病院ゆえ、外来や検査部との連携も素早く、「その日」の健診で何かしらの異常が認められた場合には、「その日のうち」に健診センターから直接次の検査へ、そして治療へ、ということも可能です。
一方、脳卒中・心筋梗塞は、動脈硬化を基盤とした「生活習慣病」です。脳卒中と虚血性心臓病(心筋梗塞や狭心症)などを一緒にして、「心血管病」と呼びます。心血管病は、これらの危険因子(リスク・ファクター)である高血圧・糖尿病・高脂血症・肥満をコントロールし、喫煙・飲酒・食習慣や運動習慣などを是正することで「予防」が可能です。
当院の健診は、危険因子を“指摘するだけ”でなく、その先にある「今後の心血管病の発症予防」に真剣に取り組んでいます。
堅苦しくない、「よろず相談所」のような健診を目指しています。どうぞ、お気軽にご相談ください。
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